AIが医療に参入することで得られるメリット
医師という仕事は激務です。医師だけでなく医療関係者は心身ともに忙しく、それによって手違いが起こったりと言ったこともよくニュースになっています。そこで先日、人工知能の技術を使った医療機器が国内で販売されることが決まりました。世界的には人工知能、AIを応用した医療はどんどん進んでいますが、日本では研究は進んでいたものの実用化には一足遅れぎみでした。それがついに実用へと踏み切られたようです。例えば大腸内視鏡検査を行った場合、AIが「がんと関連がある可能性」をパーセンテージで表示します。最終的な診断をするのは医師ですが、ざっくりとした部分はAIに任せることができるので医師の労力が少なくて済みます。これによって医師のオーバーワークや過労を防ぎ、それによって引き起こされる誤診も防げるのが狙いです。心の通った医療はAIを取り入れても実現が可能です。AIに任せられる部分は任せることで、医師には患者の心に寄り添う余裕ができることが期待できます。